【売却体験談】自分のマンションを過大評価してしまい売却活動が長期化

私は40代男性です。私がタワーマンションの一室を売却した体験をお話しします。

タワーマンションを売ることにした理由

30代の時、結婚を機に都内のタワーマンションの一室を購入しました。部屋は4LDK、高層階の角部屋で、窓からは東京タワーが見えました。特に夜はライトアップされた東京タワーがきれいで、眺望が素晴らしく、また玄関部分には大理石が使われており、全体的に高級感のあるマンションでした。部屋には、大型の液晶テレビを設置し、家具にもこだわり、輸入家具で統一していました。友人が遊びに来ることもよく有り、みな眺望の良さに驚き、統一感のある家具を褒めてくれました。友人が遊びに来たときは、妻が料理を作り、素晴らしい眺望の中で訪問者をもてなしました。私にとっても、妻にとっても、自慢の住まいでした。素晴らしいマンションのおかげで、私たち夫婦は幸せな生活を送っていました。

妻と離婚をすることになった

しかし、昨年、妻と離婚することになりました。原因は、お互い仕事が忙しく、すれ違いの生活が続き、気持ちが離れてしまい、私に親しい間柄の女性が出来たからです。妻との間に子供を授からなかったことも原因のひとつです。30代にしてこんな立派なマンションを購入できたのは、妻も働いていたからで、マンションも共有名義でした。住宅ローンも2人の名前で連帯債務になっていました。

共有名義のマンションをどうするか

妻も、私から気持ちが離れており、離婚することはすぐに決まったのですが、マンションをどうするかで、少し揉めました。妻も私も、このマンションに住み続けたいと思っていたからです。住宅ローンを組んでいる銀行に相談してみたのですが、ローンもマンションの名義もどちらか一方の名前にすることは難しいと言われてしまいました。もちろん、ローンの残債を全て精算できれば、マンションの名義も変えることが出来るのですが、まだ20年以上残っているローンを繰り上げて全て返済するのは無理な話です。仕方が無いので、マンションは売却することにしました。妻は当初マンションには私が住み続けるのだと、売却することに猛反対したのですが、最後には売却することに納得しました。

 

参考:離婚をする時はマンションは売却した方が良いのか!?

売却に向けて活動開始

マンションを売却することが決まり、大手不動産業者に査定を頼みました。しかし、査定額は私の予想よりはるかに低い金額で、その値段では、とても売る気にはなれませんでした。査定額があまりにも低かったので、他の不動産業者にも査定をしてもらいました。しかし、その不動産業者の査定額も満足出来るものではありませんでした。私のマンションは、都心のタワーマンション上層階、角部屋で眺望もよく、マンション自体も高級なつくりだ、もっと高い値段で売れるはずだと思いました。最後にもう一社、査定を頼みました。査定額は今までの不動産業者の中では一番高い金額でしたが、私が思っている金額よりはかなり低いものでした。

 

そこで、私の方からこの不動産業者に私が考えている売却希望額を提示し、この価格で売り出してくれないかと相談してみることにしました。私の提示した金額が査定額よりもかなり高いため、不動産業者もすぐには返事が出来ないということでした。それから、3日ほどして不動産業者から連絡がありました。売れる保証は全くないが、こちらの希望額で売り出すのを手伝ってくれるとのことでした。こうして、マンションは私の希望額で売り出すことになりました。

 

<参考>

マンションを売却したいと思ったら、まずは査定。その方法とポイントを押さえる

マンション買取の査定は複数の業者に依頼をする方が良い

マンションを売り出すが反響がない

マンションは、私の売却希望額で売り出したのですが、不動産会社の言うように全く反響がありませんでした。このマンションの価値を、皆わかっていないと思いました。マンションが売れないまま2ヶ月が過ぎました。不動産会社から、反響が全くないので、やはり値下げしてみないかという連絡がありました。しかし、私は値下げするつもりはなかったので、売り出し価格はそのままになりました。

3ヶ月経っても売れない

マンションが売れないまま3ヶ月が経ちました。不動産会社から、再度値下げの提案がありました。しかし、私は値下げはしませんでした。今に、このンマンションの価値が分かる人が現れるはずだと信じていました。何しろ都心のタワーマンション上層階、角部屋なのですから。

マンションを売り出して6ヶ月が経過

マンションが売れないまま、とうとう半年が経ちました。さすがの私も、このままでは売れないのではないかと思うようになりました。私も妻もこのマンションからは出て、新しい住居で生活しています。このままマンションが売れなかったら、このマンションのローンと、新しい住居にかかるお金と両方を負担し続けなければならなくなってしまいます。なにより、新しいマンションを買いたくても、このマンションのローンが残っている状態では、新しく住宅ローンを組ませてくれる銀行もありません。妻も、早く売れと文句を言い出しています。不動産会社も、値下げするように再三言ってきています。私は、とうとう値下げする決心をし、その旨不動産業者に伝えました。不動産会社は、私が値下げした金額でも高いと言っていました。実際、値下げしたといっても、まだ不動産会社の査定額より高い金額でした。

 

参考:売却が難しいマンションとはどんなマンションなのか?

初めての購入希望者が現れる

価格を下げた反響はすぐにありました。マンションを購入したいという人がやっと現れたのです。しかし、その人が買いたいという希望額は、値下げした売り出し価格よりもさらに低いものでした。私は、がっかりしました。値下げしたのに、さらに値下げして欲しいというのですから。やっとこのマンションの価値が分かる人が現れたと思ったのですが、違ったようです。どうして、このマンションの価値が分かる人がいないのだろうか、じつはこのマンションはそれだけの価値がないのだろうかと、私は悩みました。

8ヶ月目、やっと売却決定

その後、購入希望者が現れません。やはりマンションの価格が高すぎるのだろうか、断ってしまったが、値引きした金額で購入したいと言った人に売った方が良かったのだろうかと悩んでいたところへ、新しく購入したいという申し込みがありました、金額はやはり売り出している価格より低く、不動産業者が査定した金額とほぼ同じ額でした。その金額に、私は悩みました。やはり不動産業者の査定額が適当な価格だったのだろうか、もう少し待てばもっと高額で売れるのだろうか。3日ほど悩んだのですが、これ以上マンション売却を先延ばしにしても高く売れる保証はない、そろそろ売らないとマンションのローンと新しい住居の費用で、金銭的にも苦しくなる、そう考えて値引きした金額での購入希望を受け入れることにしました。

マンションの売却を通じて感じたこと

今回マンションを売却するのに、8ヶ月もかかってしまいました。その間は、売り出しているマンションのローンと、新しい住居の費用と二重に支払い金銭的に楽ではありませんでした。結果的に、不動産業者が査定した金額とほぼ同額で売れたことを考えると、査定額が適当な価格で、私が提示した当初の売り出し価格はやはり高すぎたのでしょう。タワーマンションの上層階で眺望がよく、高級なつくりのマンションということで、もっと高く売れるはずだと、マンションのことを過大評価してしまっていたようです。過大評価した売却希望額に固執せず、不動産業者の査定を受け入れて、初めから査定額で売り出していれば、マンションの売却はもっとスムーズだっただろうと思うと、悔やまれます。

 

注:こちらの売却体験談はスマート買取の体験談ではなく、マンション売買のご経験者にお伺いした内容です。

 

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